リリース情報

WPS Analytics 4.1について

下記の「最新」機能のみの要約ではなく、より一般的な WPS の現在の機能の概要については 製品 セクションをご確認ください。

リリース日

  • WPS Analytics バージョン4.1は 2019年03月21日にリリースされました。

関連するドキュメント

WPS バージョン4.1のドキュメントを確認するにはドキュメンテーションのセクションをご確認ください。


WPS Analytics バージョン4.1の最新情報

このバージョンでは、ワークベンチのワークフローの更新やプロシジャの更新を含む多数の改善と新機能を含んでいます。このドキュメントには新機能や更新された機能についての説明がしてあります。

ワークフロー

このバージョンの WPS ではワークフロー環境のブロックと機能の改善や新規追加が行われています。

ワークフロー – 新規

今リリースでは次のワークフロー機能が追加されました。

  • ワークフローにコメントを追加できるようになりました。
  • ローカルデータベースのデータソース参照を作成できるようになりました。
  • WPS Hub に格納されている中央型定義のデータベースのデータソース参照(ライブラリ名)を使用できるようになりました。
  • ワークフローブロックを右クリックメニューから複製できるようになりました。
  • データプロファイラーへ相関分析が追加されました。
  • 複数のワークフローエンジンをインスタンス化してワークフローを並行して実行できるようになりました。
  • ワークフロー作成時の下層の SAS コードをファイルへエクスポートすることができるようになりました。

今リリースでは次の新しいブロックが追加されました。

インポートブロック
  • データベースインポート。データソース参照を使用してデータベースからデータセットのインポートを行えます。
データ準備ブロック
  • 集計。データを選択して集計することができ、そのデータの変数へ数や平均合計などの値を返します。
  • ビニング。選択した基準に基づいてデータをグループ化します。
  • ランク。1つもしくはそれ以上の数値変数を使用してオブザベーションにランク付けします。
  • サンプリング。インプットデータセットからインプットデータセットを代表するサンプルデータセットを作成できます。サンプルがランダムなのか層化なのかを指定することができます。
  • ソート。選択した基準に基づいてデータセットをソートします。
  • 転置。行と列を入れ替え、これに関連する作業を行います。
コードブロック
  • SQL 言語。SQL 言語の SELECT ステートメントを使用してデータセットを作成します。
モデルトレーニングブロック
  • デシジョンフォレスト。インプットデータセットからデシジョンフォレストを構築することができます。そしてこのデシジョンフォレストを使用して他のデータセットを分析することができます。
  • 階層クラスタリング。階層クラスターモデルを作成することができます。
  • 線形回帰。変数の線形回帰を計算し、平方和や R2乗、変動係数、パラメーター推定、共線性の診断など様々な情報を返します。
  • MLP。インプットデータセットから多層パーセプトロン(MLP)ニューラルネットワークを構築することができます。
データエクスポートブロック
  • チャートビルダー。データセットからチャートを作成します。
  • 区切られたファイルのエクスポート。Excel やフィールドの区切られたテキストファイルなど様々なフォーマットでデータをエクスポートすることができます。
  • Excel エクスポート。データセットをワークフローから Excel ワークブックへエクスポートすることができます。

ワークフロー – 改善

今リリースではワークフローに以下のアップデートを行いました。

ワークフローパネル
  • 複数のブロックのコピーとペーストを行うときにブロックの相対的な位置が維持されるようになりました。
インポートブロック
  • テキストファイルインポートブロックで、どのようなファイルの拡張子でも区分されたデータをファイルからインポートできるようになりました。
データ準備ブロック
  • 集計ブロックはデータを生成するのに SUMMARY プロシジャを使用するようになりました。
  • フィルターブロックは簡素なフィルターと高度なフィルターに対応しています。
    • 基本フィルターには論理 AND もしくは論理 OR 式のどちらかを含めることができます。
    • 高度なフィルターにはどちらのタイプの式も含めることができます。
  • 結合ブロックがインプットデータセット間で視覚的に接続を作成できるようになりました。
  • 変異ブロックで関数と変数を式エディターへドラッグすることができるようになりました。
コードブロック
  • Python 言語、R 言語、SAS 言語のブロックでは、
    • 設定ダイアログボックスにインプットデータセットと変数のリストを表示するようになりました。
    • データセット名と変数名はコードエディターへドラッグすることができます。
モデルトレーニングブロック
  • デシジョンツリーブロック
    • 表形式のデシジョンツリーを Excel(.xlsx)ファイルへエクスポートすることができるようになりました。
    • 設定ダイアログボックスを更新しました。
    • 複数の変数を選択してその扱いを指定できるようになりました。
    • デシジョンツリーエディターが以下の複数ページに分割されました。
      1. ツリータブ:このセクションには前回リリースされた機能に加えて、マップビューについての情報を含んでいます。
      2. テーブルタブ:作成されたデシジョンツリーをテーブルで表したものです。
      3. スコアリングコード:デシジョンツリーのアウトプットの確率値のコード(スコアリングの値)が SAS 言語もしくは SQL 言語のどちらかで使用できます。
    • 同類比較が同胞比較にリネームされました。
  • 線形回帰ブロックにグラフィカルな診断ビューが追加されました。
スコアリングブロック
  • モデル分析ブロックで連続変数に対応しました。

ワークベンチ

今リリースではワークベンチに次の更新を行いました。

  • ファイルエクスプローラーから区切られたファイルをドラッグしてライブラリへドロップすることができるようになりました。
  • プログラムエディターのコンテキストメニューのステップを実行もしくはステップを次で実行オプションを使用して、現在カーソルを含んでいるステップを実行できるようになりました。
  • プログラムもしくはステップを実行する度に、ログをクリアするよう設定で指定できるようになりました。
  • 暗号化されたデータベースを開き、ダイアログを通してキーを促せるようになりました。
  • 暗号化されたデータセットをファイルエクスプローラーやサーバーエクスプローラー、プロジェクトエクスプローラーから開くことができるようになりました。
  • プロジェクトエクスプローラービュー、ファイルエクスプローラービュー、エディタータブのコンテキストメニューからシステムファイルエクスプローラーのファイルの場所を開くことができるようになりました。

SAS 言語への対応

SAS 言語を構成しているフォーマットやオプション、ステートメント、ルーチン、プロシジャやその他の構文を含む SAS 言語へ対応しています。

アウトプットデリバリシステム

アウトプットデリバリシステム(ODS)は様々なフォーマットで出力することができます。今バージョンの WPS では既存の ODS 機能に著しく改善と追加が行われました。続くセクションでは新しい機能についてご説明しています。

ODS のアップデート

ExcelXP タグセットが以下のオプションに対応しました。

  • BLACKANDWHITE
  • CENTER_HORIZONTAL
  • EMBED_FOOTNOTES_ONCE
  • PAGES_FITHEIGHT
  • PAGES_FITWIDTH
ODS EXCEL 出力先

ODS EXCEL 出力先が追加され Microsoft Excel(.xlsx)ファイルを出力できるようになりました。

システムオプション

次のシステムオプションが今リリースで追加されました。

  • CONNECTTIMEOUT
  • CONSIDERXLSXCOLWIDTHS
  • DBIDIRECTEXEC
  • DYNAMICNOBS
  • EMAILMASQUERADEHOST
  • HUB_AUTOLIBS
  • HUB_TOKEN
  • LEGACYDB2ENGINE
  • LEGACYNETEZZAENGINE
  • LEGACYODBCENGINE
  • LEGACYORACLEENGINE
  • LEGACYSQLSERVERENGINE
  • LEGACYSQLSERVRENGINE
  • LEGACYSQLSVRENGINE
  • LINKINITSTMT
  • LINKTERMSTMT
  • ODSLISTINGDEST
  • PREFERLEGACYTABLETEMPLATES
  • SCANDEFAULTMODIFIERS
  • TAGSETSTREAMVARSIZE
  • TLS_CACERTS
  • TLS_HOSTVALIDATION
  • WPDDASDLIBNAMEINFO
  • WPSCOMENCRYPTKEY
  • WPSSCATTERCOMP
  • WPSSCATTERLIMIT1
  • WPSSCATTERLIMIT2

次のシステムオプションが更新されました。

  • MAPS
  • SASHELP
  • WPDDASDLIBNAMEINFO

WPS の言語要素リファレンスSystem options セクションをご確認ください。

DATA ステップ関数と CALL ルーチン

今リリースには DATA ステップ関数と CALL ルーチンの新規追加と更新を含んでいます。

DATA ステップ関数と CALL ルーチン – 新規

今リリースには DATA ステップ関数と CALL ルーチンの新規追加と更新を含んでいます。

次の関数が新規追加されました。

  • SYSEXIST
  • JARO
  • JAROWINKLER
  • NGRAM
  • NLS
  • EUROCURR
  • Tweedie 分布のためのすべての関数。

詳細は WPS の言語要素リファレンスDATA step functions and CALL routines をご確認ください。

DATA ステップ関数と CALL ルーチン – 改善

今リリースには DATA ステップ関数と CALL ルーチンの新規追加と更新を含んでいます。

以下の関数が更新されました。

  • すべての WALD 分布関数でラムダオプションに対応しました。

詳細は WPS の言語要素リファレンスDATA step functions and CALL routines をご確認ください。

マクロ

マクロ変数の&=変数名形式からの展開に対応しました。

次のマクロステートメントが SAS 言語プログラムの %MACRO ... %MEND ブロックの外で使用できるようになりました。

  • %IF
  • %THEN
  • %ELSE
  • 反復%DO、%DO %WHILE、%DO %UNTILを含む %DO
  • %END

一般プロシジャ

このバージョンの WPS では一般プロシジャの改善、もしくは新規追加が行われています。

一般的なプロシジャ – 新規

次のプロシジャが追加されました。

  • FONT - TrueType フォントの有効性と場所についての情報を提供します。

WPS の言語要素リファレンスWPS Core procedures セクションをご確認ください。

一般プロシジャ – 改善

次の一般的なプロシジャが改善されました。

  • OPTIONS
    • DEFINE オプションがセットしている場所の詳細に対応しました。例えば以下のようになります。
      Currently set by: Built-in default
  • PYTHON
    • 以下のオプションに対応しました。
      • EXECUTE ステートメントの引数を指定できるようになりました。
  • R
    • 以下のオプションに対応しました。
      • EXECUTE ステートメントの引数を指定できるようになりました。
  • REPORT
    • DEFINE ステートメントの次のオプションに対応しました。
      • ID
      • PROBT (PRT のエイリアス)
      • MODE
  • TABULATE
    • PROC TABULATE ステートメントの次のオプションに対応しました。
      • EXCLNPWGT
  • TRANSPOSE
    • VALIDVARNAME=ANY システムオプションがセットされていても、変数名の前と後のスペースが削除されるようになりました。
  • UNIVARIATE
    • HISTOGRAM ステートメントの次のオプションに対応しました。
      • MAXNBIN
      • NROWS
      • NCOLS

WPS の言語要素リファレンスWPS Core procedures セクションをご確認ください。

解析

このバージョンの WPS では統計プロシジャと時系列プロシジャの改良、もしくは新規追加が行われています。

統計プロシジャ – 新規

次の統計プロシジャが追加されました。

  • ASSOCRULES - WPS データセット上で相関ルールマイニングもしくはマッチングを行います。
  • GAM - 一般化加法モデルへの適合が行えます。
  • PLAN - テストのためのグループを決めます。
  • QUANTREG - 分位点回帰モデルへの適合が行えます。
  • ROBUSTREG - ロバスト回帰を使用することができます。
  • RSREG - 応答曲面回帰を使用することができます。
  • TPSPLINE - 連続データに薄板スプラインを適合します。

WPS の言語要素リファレンスWPS Statistics セクションをご確認ください。

統計プロシジャ – 改善

以下のプロシジャが今リリースで改善されました。

  • NPAR1WAY - EXACT ステートメントに対応しました。
  • SURVEYSELECT - 標本の生成にデフォルトで Mersenne ツイスターアルゴリズムを使用するようになりました。STRATUMSEED と値、RANUNI オプションは、サンプル生成のために使用するアルゴリズムの指定に使用できます。
    • PROC SURVEYSELECT ステートメントの以下のオプションに対応しました。
      • GROUPS
      • METHOD。以下のメソッドに対応しています。
        • BALBOOT
        • BERNOULLI
        • POISSON
        • PPS
        • PPS_BREWER
        • PPS_MURTHY
        • PPS_SAMPFORD
        • PPS_SEQ
        • PPS_SYS
        • PPS_WR
        • SEQ_POISSON
        • SRS
        • SYS
      • RANUNI。これは WPS バージョン4.0を使用して生成した結果を再現するために使用できます。
      • REP。次のプロシジャが追加されました。
        • REPNAME = name
      • ROUND
      • STRATUMSEED
    • FREQ ステートメントが追加されました。
    • STRATA ステートメントの以下のオプションに対応しました。
      • ALLOC
      • ALLOCMIN
      • ALPHA
      • COST
      • MARGIN
      • NOSAMPLE
      • STATS

WPS の言語要素リファレンスWPS Statistics セクションをご確認ください。

時系列プロシジャ – 新規

次の時系列プロシジャが追加されました。

  • AUTOREG - 自己回帰時系列モデルに適合します。

WPS の言語要素リファレンスWPS Timeseries セクションをご確認ください。

グラフィックプロシジャ

次のグラフィックプロシジャが追加されました。

  • GINSIDE - 点がマップの指定した区域内なのかどうかを調べます。
  • GPROJECT - マップの座標を二次元に投影された空間へ転換します。
  • SGPANEL - 各プロットがインプットデータセットのデータのクラスによって決定される複数のプロットを出力します。
  • SGPLOT - 1組の軸上に1つもしくはそれ以上のプロットを描画します。

WPS の言語要素リファレンスWPS Graphing セクションをご確認ください。

機械学習プロシジャ

次の機械学習プロシジャが追加されました。

  • DECISIONFOREST - インプットデータセットからデシジョンフォレストを構築することができます。そしてこのデシジョンフォレストを使用して他のデータセットを分析することができます。
  • SEGMENT - データセットを分割するのに最適な方法を決定します。

WPS の言語要素リファレンスWPS Machine Learning セクションをご確認ください。

オペレーショナルリサーチプロシジャ

次のオペレーショナルリサーチのプロシジャが追加されました。

  • LP - 線形計画法の問題を解きます。

WPS の言語要素リファレンスWPS Operational Research セクションをご確認ください。

品質管理プロシジャ

次の WPS 品質管理プロシジャが追加されました。

  • CAPABILITY - このプロシジャは、セットした設定の間で質が落ちるかどうかを確立することによって、製品が満足のいくソリューションを生産しているかどうかを確立するためにデザインされています。

WPS の言語要素リファレンスWPS Quality Control セクションをご確認ください。

WPS Communicate

WPS Communicate の改善点。

  • RSUBMITENDRSUBMIT をネストすることができるようになりました。

WPS Analytics バージョン4の更新

WPS バージョン3で使用されている SAS プログラムファイルは WPS Analytics バージョン4と互換性があります。

TEMPLATE Procedure: 前バージョンの WPS で生成されてアイテムストアに保存されたテンプレートは WPS バージョン4で再生成される必要があります。

WPS Analytics Version 4と共に Netezza、ODBC、Oracle、SQL Server データエンジンを使用するための情報はドキュメンテーションページでご利用いただけるリリースノートを参照ください。

バージョン4の機能を有効にするには WPS Analytics のライセンスキーが必要です。

バージョン4へのアップデートについての詳細は 当社販売チームまでご連絡ください