World Programming は SAS に対して高等法院での勝利を確実にしました
30年間の独占に終止符を打ち、ダビデがゴリアテを打ち負かす

高等法院は WPS が SAS システムの合法的な互換機であると述べています。

英国、ロンドン – 2010年07月23日 – 急速に成長している英国拠点の企業であり、比較的最近データ管理と業務分析ソフトウェア業界に参入した World Programming Ltd(WPL)は、分析ソフトウェアの巨人である SAS Institute に対して、30年に渡る同社の SAS 言語のアプリケーション用プラットフォームの独占に終わりを告げる形で、大きな法的勝利を英高等法院で確実にしました。

産業界の事情通によって「ダビデ対ゴリアテ」と表現された法の下での戦いで、World Programming System(WPS)の言語インタープリターソフトウェア開発時の WPL の SAS Learning Edition 製品の使用が、使用許諾に違反しており製品の著作権を侵害していると SAS Institute は主張しました。

7月23日金曜日本日、高等法院で下った評決の中で、 Arnold 裁判官は WPL の SAS System の互換機の投入は SAS System の著作権を侵害または SAS のマニュアルの著作権を侵害しているという SAS の主張を棄却しました。さらに、WPS の開発時に WPL が SAS Learning Edition を観察、研究し自身のプログラム機能のテストを行うことが SAS のライセンス許諾に違反しているということに対して、欧州の法律は WPL を保護しています。英国での法の判例と欧州のソフトウェア指令に従い、 WPL はソースコードを複写しておらず、この SAS system のソースコードについては文学作品と同じように著作権が保護されるが、ソフトウェアの機能の複製においては全体とどのような細部においても著作権を侵害していないと裁判官は判断を下しました。

SAS 言語で書かれた古いプログラムを使用している顧客は、 SAS system を使い続けるのか、もしくは遥かに低価格な代替え手段であり必要な機能が揃っている WPS ソフトウェアを選ぶのかをこれからは選択することができます。

この大きく複雑な事例の中で判決が唯一 WPL を支持していない部分は、Arnold 裁判官が決定した WPS ユーザーマニュアルの内一つの言葉遣いが SAS のユーザーマニュアルと近すぎるという点ですが、裁判官は WPL の管理者がこれを避けるための適切な方針を持っていたことを受け止めました。WPL は該当するマニュアルを判決での指摘に照らし合わせ書き直しを行いましたが、このことは WPL の顧客と WPS の提供もしくは顧客のサポートを行う WPL の資格には何ら影響を与えません。

WPL の Oliver Robinson はこの判決について次のように述べています。

「あらゆる議論と手続き上の策略が行われてきたこの長きに渡る古い論争が、当社によって終止符を打たれました。当社の弁護団と社員の非常に決然とした対応と専心のおかげで、 WPS が合法的な SAS の代替手段であるということの正当性を明確に確立することができました。当社は拡大するデータ分析の市場で SAS Institute と競争することを楽しみにしており、世界中に広がる当社の顧客へ優れた価格と品質の製品を提供し続けていきます。

Speechly Bircham の IP, Technology and Commercial のリーダーであり WPL の弁護団を率いてきた Alexander Carter-Silk は次のように付け加えています。

「この聴聞の進捗監督と訴訟手続きの手段の審査によって、裁判所は WPL を正当であると認めました。本件の複雑性や行われた議論のレベルは非常に高いものでしたが、私は正しい結果が得られたものと信じて疑いません。」

高等法院の明瞭で徹底した論証により、英国は欧州ソフトウェア指令の解釈において欧州を先導しています。高等法院は現在、欧州基準でこの指令の解釈を確認するために欧州司法裁判所(ECJ)でこの判例を参照しています。

ECJ の判決は3年先だとしても、 WPL が新しい市場の革新や開拓を行うための道が英国の判決によって開かれています。

追加情報

World Programming について

World Programming はワークステーションやサーバー、クラウド、グリッド、メインフレームシステムなどで SAS と R 言語に対応している、 WPS という実務分析とデータサイエンスのプラットフォームをご提供しています。World Programming は品質や信頼性、パフォーマンス、顧客サービス、価格設定において評価を築いてきました。世界中で各産業の主要組織が生産において WPS ソフトウェアを使用しています。

World Programming と WPS ソフトウェアについての詳細は次をご確認ください。 https://www.worldprogramming.com/jp/home?current_modal_window_identifier=modal-window-e066f87c-4579-4591-a768-a337ff55d3d7

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この事例の背景

WPL 対 SAS Institute の事例の歴史

2009年10月に SAS Institute は WPL に対して今事例を持ち上げ SAS Learning Edition の悪用、著作権の侵害、その他の知的財産の権利侵害を主張しました。

この主張は無益でありまた SAS Institute が主張を公にしたことにより、 WPL の事業が損害を受け始めていると考えられたため、WPL は英国高等法院に優先的な審理を申請しました。

優先的な審理は裁判所によって受理され、全審理は2010年6月に3週間に渡って聴き取りが行われました。2010年7月23日金曜日に判決が下されました。

欧州ソフトウェア指令

これは欧州連合の全27加盟国の著作権法の統一を図ることを目的としている欧州連合のソフトウェア指令です。2001年のローマ条約により定められました。このソフトウェア指令は184ヶ国が加盟している国際条約である WIPO 著作権条約の条件を満たすために改訂されました。

欧州司法裁判所

欧州司法裁判所(ECJ)は欧州連合の法律に関する欧州連合の最高裁判所です。各国の裁判所はその判決を ECJ に訴えることはできませんが、EU 法について各国の裁判所より ECJ へ問い合わせを行うことが可能です。

WPL 対 SAS Institute の事例では Arnold 裁判官は自身の決定を WPL を支持する形で表明しましたが、氏はこの判決が欧州の法に沿っているかどうかを ECJ へ問い合わせていました。これは上訴とは異なり参照となります。

EU 全体で各国の裁判所が異なる方法で法を解釈し適用するのを避けるために欧州条約は ECJ が EU 法一貫した適用を確実にするよう求めています。

参照の手続きに時間がかかりますが一方で最終結果は加盟国27ヶ国で22公式言語の欧州連合全体で一貫した法の適用となっています。

EU 法は世界知的所有権機関(WIPO)の条約、特に WIPO著作権条約(WCT)と統一されている必要があります。WCT は欧州連合の加盟国やアメリカ合衆国を含む主要な国家が署名している国際条約です。

Speechly Bircham

Speechly Bircham は、個人的サービスで顧客と長期に渡って信頼関係を築くことに焦点を置いている都市法律事務所です。3つの主要な市場であるビジネス顧客、不動産における個人顧客、建設とエンジニアリング分野において取引や助言、論争解決サービスを提供しています。商業上の顧客は英国のもしくは国際的な上場企業、銀行、金融機関、ファンド、専門的サービス組織、企業家、個人事業主を含んでいます。当事務所の顧客業務のプライバシーの尊重は個人や家庭、トラストの利益を守っています。

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WPL

World Programming Limited は個人やアカデミックから多国籍企業や組織に至るまで幅広い範囲のユーザーに使用されている WPS ソフトウェアを提供しています。当ソフトウェアはワークステーションやサーバー、メインフレームシステム上でデータを処理するための SAS 言語に対応しています。8年以上に渡って World Programming は信頼性やコストパフォーマンス、顧客サービスにおいて高い評価を積み上げてきました。

World Programming と WPS ソフトウェアについての詳細は次をご確認ください。 www.worldprogramming.com

SAS

SAS はビジネスインテリジェンス市場においての最大の独立系ベンダーであり、100ヵ国以上で使用されています。