ローカルとリモートのプログラム実行の組み合わせ
通常の WPS セッションでは全ての処理が一つのローカルホスト上で行われます。WPS Communicate モジュールはプログラムの一部を異なるリモートサーバー上で、同期もしくは非同期の方法で実行します。
これは異なるプログラムの一部を異なるサーバー上で実行するのに有利です。例えば報告を生成し配布する前にデータを抽出し要約する必要のある報告アプリケーションがあるとします。この抽出と要約部分はデータを格納しているホスト上で処理を行い、その後要約データをクライアントマシンへ転送し報告の生成と配布を行う方が道理に叶っています。
これはセキュリティーやスケーラビリティー、管理の容易性がキーとなる業務環境には理想的です。高度なプログラムの性能を使用した強力な分析機能を分析者が利用できる一方で、データはデータセンターの外へ出る必要がありません。WPS Communicate 技術は WPS Link 技術を補完し、業務環境内で効果的に作動します。
WPS Communicate の使用ではローカルで実行している SAS プログラム内から処理をプログラムでアップロードさせるためにデータセットはリモートサーバー上にある必要があります。これにより SAS プログラムコードをリモートサーバー上で実行するためにサブミットできます。
リモートで実行されたプログラムによって生成されたデータセットは詳細な分析処理のためにローカル WPS セッションまでダウンロードすることができます。
リモート WPS サーバープラットフォームと全く異なるプラットフォーム上に WPS を置くことができます。例えばローカルの Windows ワークステーションに WPS をインストールし、リモートの Linux サーバーやメインフレームにインストールした WPS で通信をすることも可能です。
WPS Communicate 接続の確立
堅牢で業界標準の強力な暗号化技術を使用するため通信は安全です。レガシーシステムへの接続には Telnet プロトコルを代わりに使用することができます。
利点
WPS Communicate 技術を使用すると次のような利点があります。
- クラウドやグリッド、クラスターもしくはメインフレーム設備に WPS をインストールすることで WPS ワークステーションが利点を得る
- データをデータセンターの外に出すことなく開発、実行できるためセキュリティーが強化される
- このプログラム的設備は自動的な定期のもしくは一括処理の操作に理想的である
依存関係と使用方法
WPS Communicate は WPS バージョン3.1以降から使用できます。
WPS Communicate で全てのサポートされたプラットフォーム上の WPS 間の接続が可能になりました。
詳細情報
以下のドキュメントで WPS Communicate のセットアップ方法と使用方法をご確認いただけます。
| WPS Communicate | 記述 |
|---|---|
| WPS-Communicate-User-Guide-and-Reference-Syntax-Diagram.pdf (1.11 MB) | WPS Communicate モジュールのユーザーガイドと言語サポートの索引(ダイアグラム版のシンタックス) |
| WPS-Communicate-User-Guide-and-Reference.pdf (1 MB) | WPS Communicate モジュールのユーザーガイドと言語サポートの索引(テキスト版のシンタックス) |